2024年10月25日公開の映画「シン・デレラ」を観てきましたので今回はネタバレありで感想を語っていきます。
結論から言うと、”そこそこ”面白かったです。
上映時間が82分と観やすいのもいいですね。
まあ、わざわざ劇場に足を運んで観る価値があるかと聞かれたら正直「NO」ですね(笑)
配信で十分かと思います。
今回の記事では率直な感想を淡々と書き連ねていきます。
深く考察なんてしていません。
本作はあくまでB級映画の域を脱していない娯楽ホラーだと認識していますので深く考察なんてせずに気楽に観ればいいと思います。
本作の流れは「いじめられる→復讐」というシンプルなものなのでネタバレとか気にしなくてもいいと思いますが、今回はネタバレありで語っていきます。
雑感
強烈な残酷シーンも数多くありましたのでスプラッタ映画が好きな人の需要もある程度は満たせていると思います。
しかし、一応言っておきますがディズニーガチ勢はあまり観ない方がいいでしょう。
シンデレラの印象が崩壊しかねないです。
ガラスの靴のヒール部分をアイスピック代わりにして人を刺しまくります。
シネマイクスピアリで公開できないのも頷けます。
こんなのディズニーランドのすぐ隣で上映できるはずもありません。
それにしても、いじめのシーンは本当にひどかった。
こんなのまともな人間は観てはいけませんよ。
それに過去にいじめを受けた経験がある人などが見るとトラウマが蘇ることもあるかと思いますのでご注意ください。
オリジナル映画と同様に継母が登場しますが平気で人殺しをやります。
「意地悪な継母」という範疇をとうに超えています。
余談ですが、なぜか娘たちが意外と2人とも美人なんですよね(笑)
ちなみにオリジナル作品ではネズミたちなど動物たちがシンデレラの助けになりますが、本作では仲間の動物たちは登場しません。
演技について
役者の演技はわりと良かったです。
王子様キャラもクズで面白かったです。
足の指を1本ずつ切り落とされる娘の断末魔の悲鳴もよかったです。
シンデレラがパーティでいじめられるシーンも、いじめられる表情はすさまじかった。
しかし、演技とはいえこのシーンは胸糞悪かった。
※この後すぐに復讐シーンへと移るので胸糞悪い気持ちはそれほど長く持続しません。
グロ描写には少し不満
やっていることはえげつなくてグロイんですが、グロイ部分をあまりじっくりと見せてくれません。
一時停止しないとよく見えないレベルです。
というのも画面の切り替えが早すぎるんですよ。
そういう意味ではグロ映画愛好家にとっては不満かもしれません。
画面も暗いシーンが多いので見えづらいです。
まあ、唯一良かったのは、ハサミで足の指を1本ずつ切り落としていくシーンです。
あれはなかなか痛々しくてよかった。
ツッコミ所も
深く考察すれば分かるのかもしれませんがパッと見ではよく分からないシーンなどありました。
冒頭のシーンもよく分かんないし(あれは父が殺されていたの?)、殺された家政婦の息子は監禁された後どうなったのよ?(笑)
僕が見落としているだけの可能性もあります。
ですが、あのゾンビみたいな奴らはいったい何なの?
ゾンビって言っても、ロメロ監督のような人間の原型を色濃く残しているゾンビとは異なり、どちらかというと「サンゲリア」や「ゾンビ3」みたいな顔がぐちゃぐちゃの汚いゾンビでしたよ。
(分からない人はすいません…)
魔法使いのババアの存在もよく分からんしツッコミを入れ始めたらキリがない。
ラスト、シンデレラがババアを殺して周りのゾンビたちを率いて去っていくシーンなんて意味わからなさ過ぎてシュールで笑ってしまいました。
まあこんな感じですかね…
劇場で観るメリットはそこまでありませんでしたね(笑)
個人的には好きでしたけど。
ちゃんと復讐も完了させてクソな連中は全員グロく死にましたし、ある意味「めでたしめでたし」な作品でした。
今日もご愛読いただきありがとうございました。
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