【これは酷い…】堂本剛主演の映画「まる」クソつまらない!感想レビュー

画像引用元:映画.com

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今回は令和6年10月18日公開の堂本剛主演の映画「まる」を観てきました。

結論から言うと、「クソつまんなかった」です。

本当に2時間辛かったです。

2時間もの間、一体全体何を見せられていたのか?を思い出そうとすると頭がクラクラします。

冗談抜きに途中で帰ろうかと思いました。

間違いなくクソ映画オブ・ザ・イヤー2024年最有力候補だと思っています。

それなのに何故かフィルマークスなどに投稿されたレビューを読むとみんな高評価なんですよね。

☆4.0以上もたくさんいます。

僕的には☆1.3くらいでしたよ?

映画の評価って本当に人それぞれですよね。

ただ、本作に関しては僕の感性が世間とズレすぎているって可能性もありますね。

それにしても最近僕のレビューは酷評ばかりです…

そろそろ大当たりの新作映画を発掘したいです。

来週観に行く予定の「シン・デレラ」には期待しています。

引用:映画.com

一応言っておくと、ネタバレはしません。

というか本作はネタバレもクソもありませんので気にしなくてオッケーです。

じゃあ詳しく感想を語っていきます。

目次

あらすじ

美大を卒業したもののアートで成功できず、人気現代美術家のアシスタントとして働く沢田。独立する気力さえも失い、言われたことを淡々とこなすだけの日々を過ごしていた。そんなある日、彼は通勤途中の雨の坂道で自転車事故に遭い、右腕にケガをしたために職を失ってしまう。部屋に帰ると、床には1匹の蟻がいた。その蟻に導かれるように描いた○(まる)が知らぬ間にSNSで拡散され、彼は正体不明のアーティスト「さわだ」として一躍有名人に。社会現象を巻き起こして誰もが知る存在となる「さわだ」だったが、徐々に○にとらわれ始め……。

引用:映画.com

作品情報

監督荻上直子
主演堂本剛
製作国日本
製作年2024年
上映時間117分
レイティングG

感想

引用:映画.com

登場人物の誰にも共感できない

単純に頭のおかしい変人たちのやりとりを見せられているだけだった。

主人公のサワダさん以外は全員頭のおかしな連中です。

どう考えても言動が世間の常識とかけ離れすぎています。

いきなり自宅の壁を壊すわ、飲食店でヒートアップして叫び始めるわ、街頭演説始めるわ…

監督は一体全体どのキャラクターに共感してほしかったんですか?

これはどのような層を対象とした映画ですか?

少なくとも僕は誰にも共感できませんでした。

リアリティがなさすぎる

引用:映画.com

序盤でいきなり吉岡里帆さん演じるアトリエの後輩が「サワダさん見ていると辛いです。サワダさんはいいようにコキ使われているだけです!」みたいな意味不明なことを言い始めるし。

サワダ先輩が、本当に雇い主から搾取されているのかもしれませんが、いきなり職場の先輩に対してそんなこと言うかフツー?

それにコンビニで働いている日本語が片言の外人店員(ミャンマー人?)がいるんですが、あるドキュン客がやってきてミャンマー人が話す片言の日本語をリピートしてバカにするんですよ。

こんな人います?

現代においては、面と向かって片言の外国人をバカにする日本人なんて存在しませんから。

いまどき存在しないような類の人間を描いてどうするんですか?

序盤からこんなシーンばかり見せられるので、開始10分で「あ、この映画アカンやつや…」と悟ってしまった。

あと、そもそもなんですが、テキトーに〇を書いたらそれがバズって社会的に大絶賛されるなんてことは100%あり得ません。

設定があまりにも現実社会と乖離しすぎています。

この監督は現実世界を正しく読むセンスがないんじゃないですか?

絶対に起き得ないことをストーリーの軸にするのはナンセンスです。

SF映画じゃないんだから。

作品のメッセージが分かりづらい

何か深いメッセージでもあるんですか?

仮にメッセージ性があったとして伝わりづらいと意味がありません。

それに映画なのでメッセージ性がすべてじゃないんですよ。

視覚的に楽しめないと意味がないんですよ。

視覚的に面白くなければそれは映画として制作する意味がないんです。

小説で十分です。

演者は頑張っていた

引用:映画.com

唯一良かったのは堂本剛さんの魅力を引き出せていた点ですかね。

あの自然な演技は堂本剛ファンとしては何度も観たくなる要因かもしれません。

ちなみに僕は剛さんのファンでもアンチでもありませんので完全にフラットな立場から鑑賞しました。

あと、綾野剛さんの「ヤカラ感」もよかったですよ。

綾野さんって悪い人の役が似合っていますよね(笑)

このように演者はかなり頑張っていました。

なので、本作がクソつまらなかったのは演者の問題ではないんですよ。

単純に脚本の問題です。

ストーリーが意味不明でカオスです。

監督は「芸術的なカオス」を狙っていたのかもしれません。

しかし実際には「やる気のない脚本家がデタラメを書き殴った」としか感じられませんでした。

こんなストーリーだといくら演者が頑張っても、映画作品としての総合点が上がっていきません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

あくまで個人的な感想なんですが、本作は本当にひどかったです。

もしかしたら映画の作り手もこの記事を読んでいるかもしれませんが、どうかご気分害されないようお願い申し上げます。

ただ、大衆の内の1人がこのように感じたというのは、作り手にとって少しは参考になるのではないでしょうか?

なんだかんだ言ってこのように文句を言っている時点で本質的には映画作品を楽しめているんだと思います。

本当に楽しめなければこのように時間を割いて記事を書いたりはしませんから。

今日もご愛読いただきありがとうございました。

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