初めに言っておきますが、今回は愚痴を言います。
それも映画館でのマナーについての愚痴です。
とは言っても、今回話すことはマナー違反とも言い難い行動なんですよ。
例えば、本編上映中にスマホをいじっている等は論外ですよね。
そんな議論の対象にもならないような明確なマナー違反の話じゃないんですよ。
今回の話は「グレーゾーン」です。
考え方も人によって分かれると思います。
人によっては、
「いちいちそんな細かいこと口うるさく言うなよ(呆)」
「あんたみたいな映画ガチ勢がうるさいから映画館なんて行きたくないんだよ」
「劇場マナーにうるさすぎると映画館離れが加速するだろ」
などと思い、呆れるかもしれません。
そのため、この愚痴を例えばX(旧Twitter)で発信すると、意図しない形でタイムラインに流れてきて気分を害する方も多くいらっしゃると思います。
それに例えばX(旧Twitter)の場合、140文字という制約の中で説明するのは難しく、誤解を招きやすいと判断したため、自分のブログサイトで愚痴を言うことにしました。
ブログサイトであればクリックした人だけが読めますからね。
映画館に来る人全員がこんなことを思っているわけではないと思うので、ただの独り言だと思って聞いてください。
【大前提】気にしすぎは損
大前提ですが、細かいことを気にしすぎる人って損だと思いませんか?
もちろん仕事などにおいては、細かいことを気にしてお客様に配慮できる人材は優秀だと思います。
そんな人の方がホスピタリティ溢れるサービスをお客様に提供できるでしょう。
しかし、プライベートを楽しむ場合においては、あまりにも細かいことを気にするのは「ちょっといかがなものか…」と思います。
ちょっとしたことですぐにイライラしてしまうと単純に疲れますよね。
「細かいこと」という曖昧な表現ですが、要は程度問題です。
例えば映画館で「他の観客がポップコーンを食べる咀嚼音が気になる」などと言い始めるとキリがないですよね。
あまりにも神経質すぎると楽しめないし嫌な気持ちになるだけですよね。
その点、おおらかな性格の人の方がプライベートは楽しめると思います。
今回はこの前提を理解したうえで愚痴を言います。
【結論】愚痴内容
今回愚痴を言いたいことは頻繁に体験することではないです。
筆者は毎週のように映画館に行くのですが、頻度としては5回に1回くらい体験することです。
具体的には以下のような人がいるんです。
「近日公開映画の予告が流れているとき(以下、予告中)にうるさくぺちゃくちゃおしゃべりしている人」
正直イライラしてしまいます。
それに予告中は音も大きく会話の声が聞き取りづらいため、おしゃべりをしている本人も大きな声を出しています。
先日、「ゴジラxコング 新たなる帝国」を観に行ったとき、若い男性3人組が私の3つ前の席にいたんです。
その3人組はゴジラの過去作のウンチクについて予告中もずっとおしゃべりしているんです。
これに対してイライラしているのは筆者だけじゃなかったみたいです。
周りの人もにらみつけていました。
近くにいた気難しそうなおじさんもキレ気味ににらみつけていましたが、当人たちはおしゃべりに夢中のため、周りの冷ややかな視線に一切気づいていませんでした。
「ヤバイ…あの強面のおじさんブチぎれるんじゃ…?」とこっちまで冷や冷やしていました。
あらためてルールを確認
引用:全国興行生活衛生同業組合連合会「映画鑑賞マナーについて」
全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)のHPによると、「上映中のおしゃべりはご遠慮ください」と書かれています。
確かに予告中は本編の上映中ではないですよね(そういう前提で話を進めます)。
つまり、予告中に喋っていても「上映中のおしゃべり」には該当しません。
そのため、予告中のおしゃべりは遠慮する必要がないと解することができます。
したがって、予告中のおしゃべりはマナー違反とは言いづらいのです…
そうすると、仮に予告中におしゃべりしている人に「静かにしてください!」と注意をしたとしても、「本編始まっていないのでマナー違反じゃないですよね?なんで注意されないといけないんですか?」と論破されてしまいます。
本記事冒頭で「グレーゾーン」と言いましたが、「マナー違反なのか?」という観点でみればグレーではなく限りなくホワイトに近いです。
マナー違反じゃないなら周りに迷惑をかけてもいいのか?
「上映中のおしゃべりはご遠慮ください」という言葉を素直に解するならば、予告中におしゃべりすることはマナー違反ではないと考えます。
しかし、筆者はそれでも予告中に大きな声でおしゃべりするのは遠慮した方がいいと思います。
そう思う理由は2つあります。
理由①:注意できないからこそ周りの人はストレスが溜まる
先ほども申し上げたとおり、マナー違反でないため注意しても論破されてしまいます。
注意したくてもできないことはみんな分かっているため、誰も注意しません。
しかし、この行動にイライラしてしまう人がいるのも事実です。
私だけですか?(笑)
「ある人の行動にイライラしてしまうのに、それがルール違反じゃないので注意できない」
というのはかなりストレスになり得るのです。
言い換えると、合法的に迷惑をかけている人を止めることができない状態ですからね。
理由②:予告開始と同時に映画館体験は始まっている
予告が始まったときから既に映画館体験は始まっていると筆者は考えています。
きっと筆者と同じ考えの人ももいるはずです。
筆者は近日上映作品を観ながら、ワクワクしながら期待に胸を膨らませています。
その最中に無駄話をぺちゃくちゃぺちゃくちゃされるとそりゃ苛立ちますよ。
人間ですから。
愚痴なんて吐いて意味あるの?
正直、筆者が自分のブログで愚痴を言ったところで現実は何も変わらない可能性の方が高いでしょう。
それに予告中にぺちゃくちゃ会話をしている人はそんなに多く存在しません。
おそらく1000人に1人いるかいないかでしょう。
そんなごく少数の人の耳に筆者の声が届くとも考えづらいです。
筆者はインフルエンサーでも何でもないので、少数の人に対して自分の声を届けることができるほど影響力ありません。
現状を変えることができないのなら、愚痴なんて吐いても意味がないと捉えることもできます。
しかし、このようにコツコツ発信し続けることで、少しずつ多くの方に自分の声が届くようになれば嬉しいと思っている所存でございます。
筆者が正論を言っているわけではない
一応言っておきますが、筆者は自分が正論を言っているとは思っていません。
この記事を読んだ方の中には
「細かいことを気にしすぎだよ(笑)」
「お前の価値観がすべてじゃないんだよ!」
「予告中におしゃべりして何が悪いの?」
などと思った方もいるでしょう。
「予告中におしゃべりすることを遠慮した方がいい」と自分の考えを述べましたが、その2つの理由も筆者の個人的な価値観に基づいたものであり、客観的な説得力がありません。
理由①:注意できないからこそ周りの人はストレスが溜まる
理由②:予告開始と同時に映画館体験は始まっている
つまり、筆者の考えは決して絶対的な正論ではないので「こんな考えの人間もいるんだ」と参考にする程度にとどめてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回偉そうに愚痴を吐きましたが、そもそもの話、細かいことを気にしなければそれで解決する問題かもしれません。
「予告中におしゃべりする人なんて滅多にいないんだから、仮に遭遇したら事故だと思えばいいよ」と軽くスルーできればいいと思います。
ただ、筆者のように気にする人もいるわけだから、どうしてもやむを得ない場合を除いて、本編上映中はもちろんのこと、予告中もできる限りおしゃべりを控えていただけると嬉しいと思っています。
まあ「おしゃべり」と言っても声量にもよりますが。
とまあこんな感じです。
しがない男の愚痴を最後まで聞いていただいてありがとうございました。
またよろしくお願いします。
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