【閲覧注意の問題作!】ロリコンジジイの変態映画「コンセント/同意」ネタバレあり感想

画像引用元:映画.com

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今回は令和6年8月2日公開の映画「コンセント/同意」を観てきたのでネタバレありで感想を書いていきます。

結論から言いますと変態映画ですが面白かったですし、良作でした。

ただし、濡れ場がなかなか生々しいので一緒に観る人は選んだ方が良さそうです。

というよりも一人で観た方が無難です。

そんな際どい本作について、いくつかのポイントで感想を語っていきます。

目次

あらすじ

フランスの作家ガブリエル・マツネフと14歳で性的関係を持っていた女性バネッサ・スプリンゴラがその事実を告発した著書「同意」を映画化。

文学が好きな13歳の少女ヴァネッサは、50歳の有名作家ガブリエル・マツネフと出会う。彼は自身の小児性愛嗜好を隠すことなく文学作品に仕立て上げ、既存の道徳や倫理への反逆者として注目を集めた人物だった。やがて14歳になったヴァネッサはマツネフと同意の上で性的関係を結ぶが、そのいびつな関係はその後の彼女の人生に暗い影を落とすことになる。

引用:映画.com

作品情報

引用:映画.com

原題Le consentement
原作バネッサ・スプリンゴラ
監督バネッサ・フィロ
主演キム・イジュラン、ジャン=ポール・ルーブ
製作国フランス・ベルギー合作
製作年2023年
上映時間118分
レイティングR15+

ネタバレあり感想

ロリコンというよりはモラハラの話だった

結論、超面白かったです。

しかし、僕は楽しめましたがあまり万人受けする映画ではないと思います。

それに観る人が男性か女性かによって感想は大きく異なるかもしれません。

女性にとって本作で起きていることは決して他人事ではなく、明日は我が身かもしれません。

それは未成年であるか否かにかかわらず他人事ではありません。

というよりは、もはや男女の別にかかわらず他人事ではないです。

なぜなら、本作は単なるロリコン変態おやじの話ではなく、どちらかというとモラハラ系の作品だからです。

少なくとも僕はそのように解釈しました。

本作において未成年の女性がターゲットであるのは、彼女(ヴァネッサ)は精神的に未成熟でおっさんにとっては言葉巧みに操りやすい恰好の餌食だからです(一応言っておくと、本作は実話に基づく話であり、未成年女性がターゲットである理由は単純にこのおっさんがロリコンだからです)。

シンプルに洗脳しやすいんです(僕は未成年の女性を洗脳したことないですよ(笑))。

もちろん、未成年だからといってどんな女性でも操れるわけではありません。

しかし、相手が未成年であるかにかかわらず、パートナーのモラハラに苦しんでいる人はたくさんいると思います。

そんな方は本作を観て、モラハラパートナーと共に暮らすことが自分の人生のどれだけのマイナス影響を与えるのかを知っておいた方がいいです。

悪い人は相手を選んでいるんですよ…

「あ、この娘は俺の言いなりになりそうだな」と、ターゲットを見定めるのが上手いんですよ。

相手が幼い人間のほうが言葉の喧嘩で勝ちやすいですよね。

実際にヴァネッサは言葉でボコボコにされても何も言い返せずに癇癪をおこしていました。

濡れ場について

かなり際どいです。

この記事ですべての内容をお話しするのはあまりにも不適切なのですが、しっかりと乳首も出ています(笑)

ですが安心してください、少女ヴァネッサを演じたキム・イジュランは撮影時点で成人しています。

調べたところ、2000年生まれとのことです。

本物の14歳にこんな演技をさせるわけにはいきません(笑)

こんな人は閲覧注意!

公式サイトに以下のような注意書きがありました。

「『コンセント/同意』をご鑑賞予定の皆様へ

8月2日(金)公開の映画『コンセント/同意』には性加害の描写がございます。鑑賞されるお客様によっては、フラッシュバックを引き起こすことやショックを受けることが予想されます。本作のご鑑賞にあたりまして、予めご了承いただきます様、お願い申し上げます。」

僕が観た限りでは、本作では無理矢理に女性を強姦するような暴力的な描写はありませんでした(僕の記憶に間違いがなければ)。

しかし、暴力的じゃなくても、過去に本作の主人公と同様の経験(中年男性からの性的被害)がある方にとっては思い出したくもない出来事が蘇り、精神を痛めてしまう恐れは十分に考えられます。

なので、過去に性的なトラウマを抱えているような方は十分に覚悟をもって鑑賞した方が良さそうです。

こんな人は特に観た方がいい

全員観た方がいいです。

どんな人でも観た方がいいです。

もちろんR15作品なのでレイティングは守りましょう。

しかし、本来はもう少し軽めの描写にして(乳首を見せないとか)、レイティングをGにした方がいいと思うくらい万人に役に立つ良作でした。

先ほども述べたとおり、ロリコンの話というよりはモラハラの話だったと僕は解釈しました。

特に年の差恋愛をしている人、もしくはしようとしている人は必見です。

悪いことは言いませんので年の差恋愛もほどほどにしておきましょう(笑)

年の差恋愛なんて成立するわけがありません。

あまりにも年の差の程度が大きいと、モラハラの被害を受けた場合に太刀打ちができません。

年の差恋愛といっても5歳や10歳程度であれば特に問題ないと思います。

本作の設定上では、36歳離れています。

つまり要は程度問題なんです。

作中ではヴァネッサはことごとくロリコンおっさんに論破されます。

そして言葉にされたくもないことを言われ、それを聞いてヴァネッサ発狂していきます。

ロリコンおっさんはまるで赤子の手をひねるように簡単に言葉でヴァネッサの精神を破壊していきます。

そりゃそうですよ。

人生経験や学識の違いがありすぎて対等の関係なんて築けるわけがありません。

完全におっさんにコントロールされてしまっていました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

かなり良作だと思いましたが観る人によっては著しく気分を害する場合もあります。

後半はなかなか胸糞も悪いです。

精神を痛めてしまう人もいるでしょう。

そうならないためにも事前に自分が耐えられる作風なのかを判断したうえで鑑賞するようにした方がいいです。

今日もご愛読いただきありがとうございました。

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