【ネタバレあり感想】映画「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」を午前十時の映画祭で観てきました

画像引用:Amazonプライム

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現在「午前十時の映画祭」なるものが行われており、昔の名作映画がスクリーンで観られるという神企画でございます。

最近インディ・ジョーンズシリーズが1週間おきに上映されており、筆者は3部作のフィナーレを飾る「最後の聖戦」を観てきました。

今回は本作についてネタバレありで感想を言っていきます。

前作「魔宮の伝説」においてはネタバレとか特にないと思いますが、本作は「え!?まさかコイツ…」といったようなネタバレ要素もあります。

なので、本作を未見の方は最後まで読まずにあらすじだけ読んで本編を楽しんでください。

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目次

あらすじ

1938年。考古学者インディは富豪ドノヴァンから、キリストの血を受けた聖杯の捜索を依頼される。最初は渋っていたインディだったが、行方不明になったという前任者が自分の父ヘンリーだと知り引き受けることに。ベネチアで父の同僚シュナイダー博士と合流したインディは、父から託された聖杯日誌を頼りに、聖杯の在り処を示す手掛かりをつかむが……。

引用:映画.com

作品情報

原題Indiana Jones and the Last Crusade
監督スティーブン・スピルバーグ
主演ハリソン・フォード、ショーン・コネリー
製作国アメリカ
製作年1989年
上映時間127分

ネタバレあり感想

残念なシーンはなかった

引用:映画.com

結論、めちゃめちゃ面白いです。

残念なシーンはなかったように思います。

逆にみなさんから観て残念なシーンはありました?

筆者はインディシリーズ大好きなんですが、だからと言って盲目になるのではなく、むしろ厳しめに採点する方だと思います。

それでも個人的に減点を食らうようなシーンは見受けられませんでした。

個人的には次作「クリスタルスカルの王国」は不要だと思ってしまった派です。

私みたいな「インディガチ勢」にとっては「クリスタルスカルの王国」は減点ポイントが多いというよりは、加点ポイントが少なかったです(違った感想を抱いたガチ勢もいると思いますが)。

大人になって改めて観るとより面白いと感じた

大人になって改めて「最後の聖戦」を観ると、子供の頃に観たときより面白く感じました。

子供の頃は「魔宮の伝説」の方が好きでした。

というのも、「魔宮の伝説」って頭空っぽの状態で観られるんですよ。

語弊を恐れずに言うと「子供向け」です(ちょっとグロいシーンがありますが)。

とにかくアクション大喜利が豊富で一息つく暇もなくアクションシーンが襲ってきます。

「魔宮の伝説」に関しては考察なんて特に必要なく、「観る!楽しむ!以上!」みたいな感じです。

ですが、「最後の聖戦」は多少頭を使います(次のパートへ)。

登場人物の目的を整理しながら観る必要がある

「最後の聖戦」はそんなに難しいわけじゃないんですが、各キャラクターの目的を整理しながら観る必要があります。

例えば、インディアナは親父を助けたいだけ、この人は聖杯がほしいと思っている、この人は聖杯を守ろうとしている、といったようにみんな目的がバラバラです。

それを把握したうえで観ないと「コイツは一体何がしたいの?」と混乱してしまいます。

他の映画でも同じかもしれませんが、みんな目的をもって次のアクションに取り掛かっていますから。

筆者は幼少期に本作を観たとき、各登場人物の目的を頭の中で整理することができませんでした。

まあぶっちゃけそれでも作品自体は楽しめるんですけどね。

コメディ要素が強め

引用:映画.com

前作に引き続きアクションも豊富ですが、今回はコメディ要素がかなり強めです。

ストーリー自体はシリアスな空気間を醸し出しつつも、インディアナと親父のお茶目な掛け合いが連発します。

ナチスに捉えられてもお構いなく親子コントを繰り広げている様は面白いです。

ハリソン・フォードとショーン・コネリーは相性抜群でした。

劇場でも予想以上に観客の笑いが起きていました。

コメディシーンが連発するのでとにかく飽きずに観ることができます。

個人的に好きなシーン

インディアナの少年時代

インディアナの少年時代、列車の中でライオンと鉢合わせるシーンがあります。

そこで咄嗟にインディアナは傍に置いてあった鞭でライオンを攻撃しようとします。

しかし、鞭の使い方が下手で自分の顔を傷つけてしまいます。

現在は凄腕の鞭使いであるにもかかわらず、初めてのときは上手く扱えなかったんだと思うとなんだかおもしろかったです。

シュナイダー博士のヴィランっぷり

引用:映画.com

「レイダース/失われたアーク」「魔宮の伝説」では女性を味方につけてきたインディですが、本作は女性に翻弄されます。

シュナイダー博士は最後の最後まで悪でした。

それでもインディは限界まで彼女を守ろうとしましたが、彼女は「永遠の命」に心を奪われた結果、命そのものを落としてしまうという本末転倒な末路を迎えます。

その直前のシーンですが、わざと間違った聖杯を選びドノヴァンに水を飲ませたときの悪人っぷりは圧巻です。

ドノヴァンが苦しみ始めるや否や「ニヤリ…」

クライマックスの崖

クライマックスの「インディアナ…ほっておけ」と優しくインディアナを語りかける場面は好きです。

インディアナは直前までシュナイダー博士に「早くそっちの手をよこせ!」と言っておきながら自分も同じことやってんじゃん!(笑)

あのシーンは胸にグッとくるものがあります。

エンドロール

エンドロールの夕陽に向かって馬を走らせるシーンもインディシリーズの締めくくりにふさわしいラストでしたね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

本作は最高の冒険活劇であり100年後も愛されているであろう名作だと断言できます。

何度観ても楽しめる作品ですのでぜひ配信等ご活用ください。

※配信については令和6年4月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各社の公式ホームページにてご確認ください。

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今日もご愛読いただきありがとうございました。

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